“留学生の採用”をご検討の企業の皆さまへ。

留学生の採用時に気をつけたいこと

外国人留学生を採用する場合、手続きの面だけでなく、募集や面接試験を行う際にもちょっとした配慮が必要です。

事前に知っておくと役に立つポイントを4つご紹介しましょう。

01. 募集について

求人の募集は、スキルや能力を条件に。

求人の募集は、外国人のみを対象にしたり、逆に外国人が応募できないという求人の仕方はできないことになっています。例えば、中国に事務所を構えることになったので、中国人に限定して募集するといったことはできません。国籍を条件とするのではなく、スキルや能力を条件として求人を募集することとなります。

また、面接試験のときに在留資格等の確認は口頭で行い、在留カード等の提示を求めるのは、採用が決まってからにしましょう。

02. 面接について

日本語を「聞く力」を正しく判断する。

面接で気をつけたいのが、留学生の日本語を聞く能力が、自社の業務に対応できるレベルであるかどうかを判断することです。「話す」ことに関しては、学校やアルバイト先で覚えた単語を織り交ぜながら、とても流暢な日本語を話す留学生も、「聞く」ことが苦手という人が少なくありません。面接で留学生の「聞く」力を確認するためには、外国人だからといって、ゆっくり話しかけるような特別扱いはせず、日本人の学生に話すのと同じスピード、同じ単語を使って話すように心がけましょう。

03. 届出について

留学生を雇用したら、ハローワークに届出を。

事業主は、外国人を雇入れた場合、雇用対策法(平成19年10月1日施行)に基づいて、その氏名や在留資格などをハローワークに届け出ることが必要です(離職の際も同様)。ハローワークでは、その届出に基づいて雇用環境の改善に向けた事業主へのアドバイスや指導を行うほか、離職した場合には、本人への再就職支援を行うことになっています。

04. 社会保障

健康保険、労災保険が適用になります。

留学生を雇用したら、保険に関する手続きも特別なものが必要なのではないか…と不安に思うかもしれません。しかし、外国人であっても一緒に働く同じ社員として考えると、おのずとやらなければならないことが見えてきます。雇用保険については、原則として国籍を問わず日本人と同じく適用され、健康保険などの社会保険や労災保険に関しては、留学生も日本人と同様に適用になりますので、覚えておきましょう。