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先生をレポート![014]
先生をレポート!
気分や感情が盛り上がる「メイク」で
一緒に美容業界を盛り上げたい
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Q.先生の専門分野・
担当授業の内容を教えてください。

トータルビューティー科メイクアップコースで、主担当とともに検定メイク・ベーシックメイクなどを教えています。また、コンテストの指導も担当しています。

Q.現在の専門分野を目指したきっかけ、
それに対する想いなどをおしえてください。

子どもの頃に習っていた「演技一輪車」という競技がきっかけです。演技一輪車は豪華な衣装を着て踊りながら競技をするのですが、大会出場時に、美しいヘアメイクを施していただく機会がありました。その時、とても緊張していた気持ちが自信へと変わるのを感じたんです。結果、新しい仮面を被ったように気持ちを切り替えることができ、自信を持った演技をすることができました。この経験から、気分や感情までを盛り上げることができる「メイク」という魅力に強く心惹かれました。

Q.学生に教えるうえで、心がけていることや大切にしていることを教えてください。

正しい技術や知識を指導することはもちろん、楽しみながら学ぶことや、体感しながら技術を習得してもらうことを心がけています。また、メイクの作品撮りやコンテスト等では、生徒自身の「好き」は何かを追求し、一人一人の個性や世界観を引き出すサポートに徹しています。
私の方が生徒から学ぶことも多く、常に吸収する気持ちで日々過ごしています。

Q.教員になってから、印象に残っているエピソードがあれば教えてください。

今年の9月、全国の姉妹校で技術を競い合う「B×artコンテスト」が開催されました。私は仙台代表の選手たちの指導をしたのですが、新型コロナウイルスの影響でリモート開催となり、選手たちの不安も大きく、テーマに対する悩みもつきませんでした。しかし、約2ヶ月間試行錯誤をしながら練習し、当日は力を発揮する姿を見て、私も強い刺激を受けました。

Q.漆澤先生は卒業生だということですが、ご自身も大会に出場されていたのですか?

私も在学中に「B×artコンテスト」に出場し、全国で準優勝をいただいたのですが、当時は、追い詰められて何も考えられなくなったりもしました。
そんなとき、担任の先生から「最終的には一人で戦うのだから、自分が感じる”美”を追求しなさい」と言って頂きました。その言葉がきっかけとなり、自分が120%愛せる作品は何かを追求し披露できたことで、準優勝という結果を得ることができました。その先生のように、一言で心を切り替えられるような助言ができるようになりたいです。

Q.これからこの専門学校を目指す高校生にアドバイスがあればお願いします。

「メイク」は自分の技術と知識でお客様を綺麗にし、笑顔と自信を与える素敵な職業です。また、トータルビューティー科はメイク・エステ・ネイル・ヘアアレンジなど幅広い分野を学べるので、就職にも強いですし、何よりも自分自身がどんどん綺麗になることを実感できます。入学後に正しいメイク知識やインナーケア法を知り、どんどん磨かれていく生徒がたくさんいます。ぜひ、一緒に美容業界を盛り上げていきましょう!

Profile.
検定メイク・ベーシックメイクなどの授業の他に、コンテストの指導も担当しています。楽しみながら学ぶことや、体感しながら技術を習得してもらうことを心がけています。
仙台ビューティーアート専門学校 トータルビューティー科
漆澤 奈々(ウルシザワ ナナ)先生

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