Q.将来の夢は何ですか?
介護福祉士になることです。母が介護福祉士として働いていることがきっかけでこの仕事を知り、幼い頃から興味をもっていました。また私自身、曾祖母とお話をすることが大好きで、その影響もあり、高齢者の方と関わる仕事に就きたいと思うようになりました。中学校・高校では職場体験やボランティアで介護施設に伺い、体験を通して介護の奥深さを学びました。利用者に安心して過ごしていただける環境づくりや、身体介護を行うための専門的な知識と技術を身につけたいと思い、この職業を目指しています。
Q.なぜ、仙台の学校を選んだのですか?
憧れの仙台で一人暮らしを経験したいという思いと、オープンキャンパスに参加した際に、対応してくださった先生方の雰囲気がとても良くて、この学校で学びたいという思いが強くなったからです。
Q.好きな授業について教えてください。
「手話」と「障害の理解」です。手話は表情だけでなく、身体全体を使いながら言葉を表現するので喜怒哀楽がはっきり伝わります。友人と手話で話すことがあるのですが、会話がとても楽しくなると感じています。「障害の理解」は、疾患名や特徴、原因、治療方法など、覚えることがたくさんあって大変ですが、経験談をまじえて教えてくださる先生の指導の仕方が好きで、「もっと勉強を頑張ろう」という気持ちになります。
Q.学校の自慢したいところを教えてください。
先生方が介護の知識を広げるために、さまざまな機会を設けてくださるところです。昨年は特別講話の「介護と生理学入門勉強会」に参加したり、音声クラウドサービスの「アレクサ」という介護ベッドを体験しました。福祉現場の方の意見を聞くことができたり、介護技術の進歩を感じることができました。
Q.休みの日や放課後は何をしていますか?
コンビニでアルバイトをしています。挨拶や言葉遣いなどのビジネスマナーが学べますし、お客様とコミュニケーションをとることが多いので、さまざまな年代の方とお話をすることができる良い機会になっています。
Q.これから進学を考えている学生の皆さんに、
アドバイスはありますか?
「なぜ?」、「どうして?」という疑問を抱き、その答えを自らの力で探し、見つけ出すことが成長につながります。それで得た知識は、すべて自分の財産になるので、少しずつでもいいから何ごとにも常に学ぶ姿勢で取り組んでみてください。
Q.10年後をどのように思い描いていますか?
10年後は、地元の岩手県か宮城県の介護保険施設で介護福祉士として働いており、利用者一人ひとりに合わせた個別ケアを行い、施設の運営にも携わりながら、さまざまな問題への対策を考えるようになっていたいです。
後藤 里歩(ゴトウ リホ)さん
介護福祉科 1年 *2022年3月時点