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先生をレポート![024]
先生をレポート!
医療人としてはもちろん、人として
「相手の気持ちを考えた行動」を
とるように指導しています
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Q.担当している授業の内容を教えてください。

『歯科予防処置』という分野において、1年生が習得する範囲を担当しています。歯科の二大疾患と言われる「むし歯(う蝕)」、「歯周病」を予防し、健康なお口の状態を維持していくための専門的な知識と確かな技術が大切になる教科です。

Q.現在の専門分野を目指したきっかけを教えてください。

幼い頃から、歯列矯正のために歯科医院へ通っていた私にとって、歯科衛生士は身近な存在でした。細かい作業が好きな私には、矯正装置のすき間に残った汚れを歯ブラシや専門的な器械で落とすといった歯科衛生士の仕事は、とても魅力的に感じられたのです。これが歯科衛生士を目指したきっかけです。

Q.学生に教えるうえで心がけていることを教えてください。

折にふれて「相手の気持ちを考えて行動しましょう」と伝えることです。相手に配慮できなければ、信頼関係は成り立ちません。「医療人になるために」ということではなく、「人として軸となる大切な部分をないがしろにしないように」と学生には話しています。

Q.印象に残っているエピソードを教えてください。

本学は、姉妹校であるカナダの大学の歯科衛生士科と長年にわたって交流があります。私も学生時代、カナダに研修旅行へ行き、楽しい思い出をつくりました。今年も交換留学が行われたのですが、当時交流した学生が、カナダの歯科衛生士学校の教員となって来日したのです。思ってもいなかった再会にお互いに驚き、思い出話に花を咲かせました。

Q.これから専門学校を目指す高校生に
アドバイスをお願いします。

「お口」は、食べる・コミュニケーションをとる・呼吸をするというように、生きていく上で、とても重要な器官です。また、「お口」は全身のさまざまな病気と関連しているとも言われています。私たちの健康を守るために、知識と技術をフル活用したアプローチができる歯科衛生士はとてもやりがいのある職業です。興味のある方はぜひ、本学のオープンカレッジに来てみてください。

Profile.
『歯科予防処置』という分野で、1年生が習得する範囲を担当。学生には、相手の気持ちを考えた行動をとることの大切さも伝えています。
専門学校宮城高等歯科衛生士学院 歯科予防処置
石田 千尋(イシダ チヒロ)先生

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