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職場をレポート![031]
職場をレポート!
臨床で培った知識や技術も
惜しみなく学生に伝えていきたいです
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Q.現在の仕事内容を教えてください。

作業療法学科の専任教員として、1年生から3年生までの各学年に、心身機能や地域社会に関する授業を行っています。また、広報や地域支援活動の一環として、外部イベントに参加させていただく仕事も担当しています。

Q.このお仕事を目指そうと思ったきっかけは?

作業療法士は、体や精神に障害のある人がその心身機能を回復し、日常生活・社会生活に復帰できるよう支援する役割を担っています。私は「人に関わり、病を癒したい」という思いから、作業療法士として総合病院に7年間勤務したのですが、その中で後輩や学生を指導する機会を得て、「教育の現場」に興味をもつようになりました。自分自身の学生時代を振り返ることも多くなったことで、母校である仙台リハビリテーション専門学校の先生方のように、素晴らしい教員を目指したいと思うようになったのがきっかけです。

Q.お仕事のやりがいを教えてください。

これまで臨床の現場で培った知識や技術を学生に伝えられたときは嬉しく思いましたし、それが大きなやりがいになっています。また、私自身も日々研鑽し、知識・技術をアップデートしていくことで、より質の高い教育が提供できると思っています。

Q.仕事をする上で、気をつけていることは?

専門学校では年齢層や個人の社会背景もさまざまで、学生の多様化が進んでいると実感しています。教員として指定規則を踏まえたうえで、教育の質を担保し、社会のニーズにしっかりと応えられる人材を養成していくことが求められています。多様性を認めるという社会で育ってきた学生への教育に関しては、その世代の特徴が、必ずしも悪い方向に働くわけではなく、教育する側の対応力が問われているものと考え、教育の質との関連を日々探求していきたいと思っています。

Q.学校で学んだことで、
「いまに活きている」と感じることは?

医学的知識はもちろん、人としての素養や他者との協調の重要性を学び、一人の人間として、また作業療法士として、社会でとても役立っていると感じています。 このような社会性を身につけたことで、恩師に推薦していただき、母校に勤務することができていると思います。

Q.これから挑戦したいことは?

ほかの先生方や学生の皆さんに信頼されるような作業療法学科教員になれるよう、自己研鑽に努めたいと思います。

Profile.
多様なプロフィールをもつ学生一人ひとりと丁寧に向き合い、質の高い教育を提供できるよう、努力しています。
仙台リハビリテーション専門学校 *2024年4月時点
橘内 駿 先生(きつない しゅん)先生
仙台リハビリテーション専門学校 作業療法学科 卒業

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